英検2級をこれから受ける方たちは、
「英検2級ってどれぐらい難しいの?」
「どうやって対策したらいいの?」
と気になりますよね。
今回は英検2級の難易度と対策方法について解説します!
英検2級の難易度

【目安】
日本英語検定協会の公式サイトによると、以下のようになっています。

「医療やテクノロジーなど社会性のある英文読解」とあるように、準2級と比べると単語や構文が難しくなります。
また、出題される単語の数は5000語。準2級が3000語なので、覚えるのにも苦労する方が多そうですね。
【合格点】
英検2級の合格点は2600満点中、1980点です。
各技能それぞれ650点満点で測定され、一次試験1520点、二次試験460点が合格基準スコアになります。


【合格率】
2016年の高校生の英検2級一次試験の合格率は34%、二次試験の合格率は80.4%ということがわかっています。※現在は非公開となっています。
一次試験が34%となると、難しいことが分かりますね。
対策方法は?

【単語】
先程もお話しした通り出題単語は5000語になり、レベル的にもぐっと難しくなります。
なるべく効率よく覚えるためには工夫が必要です。
単語の覚え方については以前詳しく書いたので、下記の記事を参考にしてみて下さい。
↓↓↓
【英検専門塾の講師が伝授!】単語の効率的な覚え方
【reading】
語彙問題が6割を占めているので、単語が出来れば合格点を取ることが出来ます。
ある程度単語を覚えたら、過去問集を実際の試験時間以内で解いてみましょう。
分からなかったところ・間違えたところは必ず原因を見つけて復習し、再度過去問を解くことを繰り返します。
出題形式になれる事、長文を読むことになれることがカギになります。
【writing】
提示されたトピックに対して受験者の意見を賛成か反対かで示し、その理由を80~100語程度で書く試験です。
Introduction(序論)、Body(本論)、Conclusion(結論)という英文の段落構成を頭に入れておく必要があります。
設問に書かれている「Point」を踏まえて文章を作る必要はありますが、難しい言い回しや単語を無理に使う必要はないので、各パートで決まった表現を持っておくとよいでしょう。
また、社会性のある話題に対する考えをもとめられることがありため、普段から時事には触れるようにしておきましょう。
【Listening】
自分で発音することが出来なければ、聞き取ることはできません。
単語がある程度身に付いたら過去問をシャドーイングするなど、聞き取るための力を付けていきましょう。
普段からなるべく英語を聞き、ネイティブの発音やスピードに耳を慣らしておくことが必要です。
特に音のつながりで省略されたり変わったりする部分があるので、注意しましょう。
扱われる内容は家庭、友人、職場、店などの日常的なものですが、まずはどのような場面か把握することに努めましょう。
【Speaking】
英語を正しく音読する力、英語で状況を説明する力、英語で自分の意見を述べる力が必要になります。
詳しい対策については下記の記事にまとめてあるので、ぜひ参考にして下さい。
↓↓↓
【2級】スピーキングのポイントと対策
一人では不安なあなたに

「準2級までは独学で来れたけど、2級になかなか合格できない」
という生徒様は多いと感じます。
テーマの難しさや出題単語の多さに加え、独学の場合は性質上writingとSpeakingの対策を行うのが難しくなります。
「一人で対策しているけど不安」
「どうやって勉強したらいいかわからない」
という方は、対策方法を知っている英検のプロと対策することが一番効果的です。
英検についてのお悩みはLINEで相談することができますので、ぜひご活用ください!


クラウドEnglishライター
小池 千晴
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