【お子様の人生が変わる!】中学生が英検を取得するメリットと対策

勉強方法

現在は中高生の85%が英検を所有していると言われていますが、中学生が英検を取得するメリットはかなり大きいです。

「中学生だし、まだいいかな…」
と思っていても、気が付いたら高校生で学校の勉強や部活で忙しくなり、そのまま受験モード…
なんてことも珍しくありません。

ということで、今回は中学生が英検を取得するメリットと対策についてお話します。

中学生の英検取得率は?

実際に、どれぐらいの中学生が英検を取得しているのでしょうか?

平成29年度の調査(文部科学省)によると、英検3級相当以上を有している中学3年生の割合は平均して40%です。都道府県によっては60%以上にもなります。

内部進学や受験、就職、留学など英検を活用できる場が増えたため、取得率も増えているようです。

中学生で英検取得するメリット

内部進学で有利に

中高一貫校に通う生徒様も多いのではないでしょうか?
中高一貫校の中には、高校進学や大学進学の際に英検の取得を必須条件にしている学校や、指定の級以上を有していると優遇される学校があります。

学校からの説明はありますが、「内部進学の条件提示が遅かったため今焦って勉強している」という話はよくあります。

活用の場はかなり多く、取っておいて損することはありません。
内部進学を考えている場合は、準2級程度を目指して早めに対策を始めることをおすすめします。

高校受験で有利に

公立高校受験では、内申点での加点が期待できます。
学校にもよりますが、3級以上を所有していると良いでしょう。

私立高校受験では、試験での加点が期待できます。
他にも推薦の出願条件となっていたり、筆記試験の一部免除などがある場合もあります。

公立・私立ともに中には英検が受験の評価対象にならない学校もありますが、面接時のアピールポイントとして活用することが可能です。
例えば「中学校生活で頑張ったこと」「趣味や特技」などの質問において、資格という裏付けがあると説得力が増します。

大学受験で有利に

多くの難関大学では英検を優遇する入試があります。

例えば早稲田大学では準1級で外国語の試験が免除に!
立教大学や上智大学などの学校でも、加点や一部試験免除の優遇が受けられます。

また、推薦入試の出願条件になっている学校も多いです。
一般入試に比べると推薦入試は倍率が低い場合が多く、何教科も勉強する必要がなくなる為、かなり有利になります。


「大学入試を見据えるならば高校生で取得すればいいのでは?」と思ってしまいがちですが、2級や準1級の取得となれば、思っているより時間がかかります。
さらに難関大学の推薦入試を狙うとなると、受験対策もあるため、早期に取得しておく必要があるのです。

高校生になると学校の勉強もどんどん難しくなり、定期テストや部活動と忙しくなります。
そうすると、英検はどんどん後回しに…。
気が付いたら出願ギリギリになってしまったなんてことも珍しくありません。

中学生のうちから計画的に英検取得をしておけば、選べる大学の幅も広がります。

海外留学もできる!

「海外の大学に進学したい!」
「留学をしたい!」
と考えている生徒様や保護者様もいらっしゃるかと思います。

英検2級以上を持っていれば、アメリカやオーストラリア、カナダなどにある英検認定校で活用が出来ます。
英検認定校はなんと400以上!
準1級があれば4年制大学への進学も可能になります。

ただし、留学目的の場合には、合格証明書の期限が2年と決められているので注意が必要です。

上記でも述べた通り、中学生のうちから計画的に取得していきましょう。

また、まずは英検を取得し、その後にTOFLEや IELTSなどを取得すれば海外の難関大学も夢ではありません。
早いうちに英検取得を始めれば、それだけ時間を有効につかえます。

勉強の習慣が付く

高校生になっていきなり勉強をする習慣をつけようと思っても、なかなか難しいのが正直なところ。
今まで勉強する習慣がなかったために、テストや大学受験でいざ必要になったときに困ってしまう生徒様もいらっしゃいます。

中学生のうちから、毎日少しでも勉強することを続ければ、それは習慣になります。
他の科目を勉強する際にも役に立つことでしょう。

対策方法

目標を作る

目標があることでモチベーションが保てますし、やる気が出ます。

中学生のうちから大学受験や留学を目標にするのは難しい生徒様もいらっしゃるかもしれませんが、学校まで決めなくても、将来のことを考える時間を作るのは有効でしょう。

まずはスモールステップで構わないので、いつまでに何級取得するかを決めましょう。

しっかりと計画を立てる

各級を取得するのに、どれだけの時間勉強したらいいのかご存じでしょうか?

表は、1つ上の級を目指すために必要な勉強時間の平均を示したものです。
あくまで平均なので、英語が得意な生徒様はもっと短期間で合格できるでしょうし、中には2年落ち続けてしまったという生徒様もいらっしゃいます。

独学となると思ったより時間がかかってしまうこともあるので、目標から逆算してある程度の計画は立てておきましょう。
もちろん、早いに越した事はありません!

中学生の間に2級程度を取得できればかなり有利になりますし、後々の大学受験や留学なども楽になります。

毎日の学習を積み上げる

勉強方法はさまざまですが、基本的には日々の積み上げが必要です。
勉強方法については、下記にまとめてあるので参考にしてみてください!

【2級】スピーキングのポイントと対策
【英検専門塾の講師が伝授!】単語の効率的な覚え方
【英検準1級】10月に合格するための夏休みの過ごし方

なかなか上手くいかずお困りの方へ

準2級以上となると、中学生にはなかなか難しいレベルになります。

「何から勉強したらいいのかわからない」
「計画の立て方がわからない」

などのお悩みをお持ちの方は、正しい対策方法やあなたに合った計画を知っているプロにお任せするのがおすすめです。

LINEで相談することもできるので、ぜひご利用ください!

クラウドEnglishライター     
小池 千晴

コメント

タイトルとURLをコピーしました